並列に並べるのがおかしいぐらい、まちの大きさも課題も何もかも違いますが、気になったシティプロモーションを並べてみました。日本経営協会の広報講座で話す用になんとなくまとめています。
はじめに
狩野が見た気になったものを雑にまとめています。
住民が主人公になって暮らしやすさを伝える「ヘルシンキの自由」
My Freedom Stories from Helsinki
ドキュメンタリーシリーズ「ヘルシンキの自由」についてのご紹介です。
・ヘルシンキにとって自由とは、妥協することない人生をおくることを意味します。
・ヘルシンキにとって自由とは、あなたのキャリアの目標と仕事以外の豊かな生活とのバランスをとることを意味します。
・ヘルシンキにとって自由とは、都市が提供する都会のライフスタイルを最大限に活用しながら、屋外で時間を楽しむことを意味します。
・ヘルシンキにとって自由とは、安全で無料の教育を受けることができ、あなたが望む人を愛することができ、そして間違いを犯すことができることを意味します。
そしてヘルシンキでは、それらのすべてを手に入れることができると信じています。
「ヘルシンキの自由とは」の4つ目のたたみかけてくるメッセージの特に最後の一文にグッときました。動画の内容もかっこいいです。
長野県飯綱町の「いいいいいいづなマガジン」も同じ発想な気がします。
脱オーバーツーリズム「パラオ共和国の観光プログラム」
Palau’s world-first ‘good traveller’ incentive – BBC Travel
パラオ共和国の観光プログラムが興味深いです。狩野の大雑把な翻訳によれば「アプリをDL→文化的背景を知るor訪れるとポイント加算→そのポイントでさらに深い土着的な体験ができる」という関係人口を増やす試みです。消費したいだけの観光客を迎え入れると人口18000人程度の島がすぐにオーバーツーリズム化して社会課題の原因になるので、ゲーム化することで良き旅人しか迎え入れない状態をつくっていこうということなんだと思います。旅行者の立場で考えるとドラクエ気分が味わえます。
なつかしいを提供する 西条市 オンライン同窓会の背景画像
今年のオンライン帰省・オンライン同窓会は、懐かしのあの人と共に♪ – 【LOVE SAIJO】愛媛県西条市への移住・定住サポートサイト
拙著でも取り上げた愛媛県西条市のまちPRサイトLOVE SAIJOで、オンラインでの同窓会用に懐かしい景色を提供されています。その画像枚数の多さにビビりますが、学校の入り口の写真とか先生が写っている写真とか使い勝手良さそうですね。これどのまちでも真似できる仕組みじゃないでしょうか?
楽しいまちの見方を広げる 神戸市、尼崎市 ジモト系写真大喜利抗争「ちいきいと」
【終了しました】第2回 ジモト系写真大喜利「ちいきいと」尼崎リーグ(みんなの尼崎大学オープンキャンパスVOL.30)