区政から日本をかえる! 大阪市生野区・山口照美区長が語る、課題最先端エリアで目指す居場所と持ち場のあるまちづくりとは?

山口照美区長 情報発信
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大阪ガス都市魅力室の山納洋さんが主催されているTalkin’Aboutに参加してきました。話題提供者は大阪市生野区の区長・山口照美さんです。

Talkin’Aboutとは?

“Talkin’About”は、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合うサロンです。思いある人たちが自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そうした場づくりを目指しています。

話題提供者は大阪市生野区の区長・山口照美さん

今回の趣旨は

 少子高齢化が進み、大規模な学校再編が進む中、大阪市生野区では子育て世代の転入促進を目指して「子育て・教育環境の充実/空き家対策/多文化共生」を区政の3本柱として取り組んでいます。一方で、ひとり暮らしの高齢者が安心して暮らせるまちにすることも、重要な課題です。
 生野区では高齢者の移動手段の新たな選択肢として、AIオンデマンド交通の社会実験が検討されています。そしてアプリでの予約・決裁ができる新たな交通手段の実験を機に、65歳以上のスマホ活用率を上げることを目指しています。
 また、学校跡地の一部をオープンスペースとして活用するなど、テレワークや学びの場を充実させることで「ポストコロナのまちづくり」を目指し、子育て・若者世代の転入と生涯現役社会を支えるまちの未来像を描いています。
 
 今回のTalkin’Aboutでは、生野区の山口照美区長に現在の構想についてご紹介いただき、そこから地域におけるさまざまな課題にいかに取り組むかについて語り合います。

以下、狩野のオボロげな備忘録です。今回Zoomで参加したところ、インターネットの接続が不安定です、と何度も表示されてアプリがダウンしたので途切れ途切れになっています。めちゃくちゃあやふやなメモですのでご了承ください。

山口照美さんの経歴

山口照美|note
教育ジャーナリスト/大阪市生野区長。塾の国語教師から28歳で起業、教育の仕事を続けながら、広報代行会社を運営。H25年度より大阪市の民間人校長として小学校に務め、市教委を経てH29年度より現職。

・塾の国語の教師スタート
・28歳で映像関係の会社を起業
→塾の先生時代から児童養護施設で学習支援ボランティアをやっていた。
→教育格差があってはならないという思いがあった。
→公教育の質をあげれば格差は解消する。
・3年間浪速区の小学校で校長をつとめる。
・教育委員会へ異動。
→思ったことができず、1年で鬱になりかかった。
・2018年区長の公募に手をあげた。
→区は選べない。生野区長に。

生野区の概要と現状と課題

・コリアタウン
・共存の歴史がある
・だんじり
・実はラグビーが強い→おそらくスクールウォーズ的文脈で強い。

生野区の現状と課題
やってきたこと 大規模学校さいへんと

生野区の課題

・防災の課題がある。災害時に情報が伝わらない。
・特殊詐欺被害に遭いやすい。
・困窮率が高い。
・地域活動の課題→防災活動のリーダーが80代。
・子どもが少ない。1学年15名前後の小規模校が複数存在。
・全国学力テスト→低い。
・直近5年間、分譲マンション販売数唯一24区でゼロ。

多文化共生の最先端

・外国籍住民比率21.3% 60か国の人が住む→ベトナム人が増えている。
・ことばの壁。
・生活習慣の違い。

都市経営問題の最先端

・区民一人当たりの税収24区ワースト2→生野市なら財政破綻
・ものづくり企業が多い。
・ロート製薬は生野区。
・地価が上がらない。固定資産税が減少している。
→まちとしてはしんどい。
→空き家率22.4% 長屋建比率16.7%
→市場に出ない空き家が多い。売れない空き家。
→虫食い状況。

課題最先端エリアだからこそやりがいがある

・学校再編→限られた財源を公教育へ効率的に投資
・学校跡地→小学校から「みんなの学校」へ
・多国籍→住みながら世界につながるまち
 →やさしい日本語という考え方がある
・高齢化→安心して暮らせる生涯現役のまち

区政三本柱+シティプロモーション

・安全安心なまちづくり

・居場所と持ち場のあるまち

持ち場とは?
→ここは自分ががんばらないとあかん。
→ここは私の持ち場。
→自分ごととしてまちをとらえてもらう。

・教育・子育て環境の充実
・空き家対策
・多文化共生

生野区
まちのイメージがよろしくない
→中にいる人もそういう
→区民の6割がネガティヴ回答

やさしい日本語

・公共交通機関でお越しください。
→電車かバスで来てください。
→車で来ないでください。駐車場がありません。

・雨天決行
→雨が降ってもやります。

・どこの出身ですか?
→どこの国から来ましたか?

「やさしい日本語」マークをつくった。このマークを全国制覇したい。

なつかしい未来をつくる

https://ikunogurashi.com/

・山口さん自身、広報代行会社をやっていた。
・いくのぐらし.com 官民連携。

おごるぜチケット?
→「日本は寄付文化がないのはほんまにあかんと思います」とのこと。

大規模学校再編

桃谷中学校区
生野中学校区
田島中学校区
大池中学校区
→小中一貫教育を充実
→全員にとっての最適解はない、と言ってきた

そもそもなんで減ったん?
→「あの学校に行くぐらいなら別の区の学校行くわ」という背景
→流出を止める必要がある

・空き家対策をしっかりして戸建ての環境をつくる
・現代アメリカ学校再編制作と地域再生

学校跡地を活用したまちづくり構想

・運営事業者
・防災・地域コミュニティの拠点としながら公民連携
・まちづくり教育・みんなの学校
・クラフト好きの賃貸住宅
・遊休工場の利活用

モビリティ・マネジメント

移動をマネジメントする。
ひとりひとりの移動。
社会的にも個人的にも望ましい方向に変化することをうながす。

1 鉄道・地下鉄路線に偏りがある
→BRT(いまざとライナー)社会実験

2 路線バスの本数が少ない

3 自動車事故率が府下平均以上

4 高齢者の自転車事故率が高い
→いまのうちに施策を打っておかないと追いつかない。

参考
警察が公表してる交通事故マップ

まんなかにBRTが走っている。
社会実験は成果がでないと終わる。

AIオンデマンド交通 社会実験

メトロ 生野区と平野区で社会実験

バスとタクシーの間

スマホ
区を超えられない
決められた区域内で
乗合をして向かう
タクシーよりは安い

期待される効果は高齢者の外出支援

ニーズの掘り起こし
→タクシー事業者からしたらうれしい話ではない。
→タクシーの需要も喚起できれば。

「小学生と中学生はフリーパスもっている状況になれば」と山口区長。

スマートシティ・いくの

・健康で安心

・多言語アプリによる防災マップ&広報誌配信

・学校跡地のコワーキングスペース化

・kintoneを使ってこども地域包括ケアシステムを活用

ケースワーカーが町中にいる状態をつくる
→ヤフー知恵袋の生野区バージョン

ICTをうまく使って。
会議ができない中で役立っている
いま100名以上が登録している

みなさんへおねがい

恒例の方が多い
AIオンデマンド交通? スマホなんか使えない!
スマホなんか使われへんわ。
→それはほんま?
→70代以上のスマホ普及・活用率を向上させたい。

ご近所スマホマスター
中高生に習おう会

周回遅れのトップランナーを目指して

今からつくれる値打ちじゃない。
大きな商業施設が来なかったことがプラスになるのでは。
課題解決最先端エリア。

ウォーカブル 歩いて楽しい

メモ

いま全国の自治体が子育て世代の奪い合いをしている。
福祉のまち。
100歳以上の人口が多い。
まわりの某区から施設に入りに来る。

まとめ

「居場所と持ち場のあるまちへ。」の持ち場という発想というかワードが伝わりやすくていいですね。今後も別のまちで首長になってほしいと思いました。

60か国の外国籍住民が住むという話に驚きました。
名古屋市中区役所のような似た課題をもった日本全国の多言語地域と連携できないのか質問しました。

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