自治体によるnoteの活用事例が増えてきました。ちょっとまとめてみますね。
noteとは?
クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。
noteを利用している自治体
周南市
周南市のnote記事「高校生がレンズ付きフィルムカメラで切り取った学校の風景」がとても良かったです。レンズつきフィルムカメラを与えて生徒が三人組となって撮影するというもの。
やっぱり人物が登場すると青春感が増すのと、そもそも自治体のnoteにこれが掲載されることで、ほかの生徒を含めて高校生が自治体という存在に関心をもつきっかけとなるので、noteをたちあげた目的のひとつが達成しているのではないでしょうか。
東温市
東温市のnote記事「SNS運用で大事なのは◯◯かもしれない、けど育休中だ。」の見出しのつけ方がとても良かったです。
・タイトルのつけ方がクイズになっていてとてもいいです。
・リード文から秀逸です。
・本文はInstagram運用で大事なことが記載されています。
日野市
日野市のnote記事「日野市職員のランチ🍚 インターン生がインタビューしました!」が良かったです。
これはインターンに来ている学生さんがインタビューする、という構造になっていますが、
・インターン生が取材していくシリーズができる
・職員がまったく違う部署の職員(あるいは首長)にインタビューするシリーズにもできる
ので、いろんな自治体で試してみては、と思いました。水道局とか消防局とか交通局とか風景が違う現場に行ったら写真の背景が面白くなりそうな気がします。
神戸市 経済観光局 経済政策課
神戸市のnoteがスタートしました!
"クリエイターと企業がつながる場を作るための取り組みや「誰でもクリエイターになれるまち」をめざして、クリエイターの育成事業なども行っています"#note #自己紹介 https://t.co/TK8FdwhOra
— なかのまいこ|note (@Maaikkooo) August 13, 2020
noteをはじめた理由は「神戸クリエイターズノート」のアクセスがないからと記載されています。また文末によれば三人の職員の方が更新していくようです。
富田林市
納さんのblogによれば、自治体公式noteとしては、大阪府四條畷市が全国でも一番最初に運用を開始し、富田林市はおそらくその次の2番目での開始とのことです。
すでにめちゃくちゃ更新されていますね。
若者や子育て世代、新婚世代の年齢層に対してアプローチするツールが少な過ぎて、リーチできているかどうかわからないというのがnoteを始められた理由のようです。
広島県 商工労働局県内投資促進課+地域政策局地域力創造課
すごくないですか!!! ついに、県も利用するプラットフォームになってきた…🎉
広島県,noteはじめます!|広島県公式note #note https://t.co/KaqJvuUKOw
— 平野太一 (@yriica) July 31, 2020
初期のnoteクリエイターは、商工労働局県内投資促進課と地域政策局地域力創造課の2つのチームが中心で、どちらも顧客(=県民・地元企業)を増やす活動をしているとのこと。将来的には、ほかのチームにもバトンを渡していくつもりなのだとか。
記事の中で「ティール組織で運営スタートします」と記載されていますが、読者はティール組織という言葉を知っている前提で書きすすめていることが少し気になりました。ここで想定されている読者は誰なのでしょうか?
四條畷市
テイクアウトやデリバリーを活用する市内の事業者と組んでnoteを展開されています。
これは
・読者側がnoteの構造を理解する必要があること
・事業者側がnoteを更新していく必要があること
のふたつのハードルを超える必要があり、マンパワーがかかりそうですね。
北海道下川町
東京地下ラボ by東京都下水道局
まとめるつもり
coming soon
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