書籍「まちのファンをつくる自治体ウェブ発信テキスト」執筆日記

情報発信
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狩野哲也の著書「まちのファンをつくる自治体ウェブ発信テキスト」(学芸出版社)が完成間近です。この本の執筆から販促までをまとめていきます。

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はじめに

本一冊が完成して流通するまでに、自分が試行錯誤してきた足跡を追い、きちんと記録して次の著書執筆・編集作業で0スタートではじめなくていいようにトラッキングしておこう。今回は著者の立場だけど、この作業は自分の編集者としてのスキル向上に役立つ気がする。


■以下、最新の日付からはじまります。



2020/06/30


1ページ懸念箇所が見つかったと連絡いただき、修正することに。もし次回があるなら参考文献の何ページに記されていた情報なのか、までメモするようにしよう。
夜、大阪ガスの山納さんのサロン「コミュニティディべロップメントの役割」に参加。

都市魅力研究室:6/30(火)Talkin'About「コミュニティ・ディベロップメントという役割」
都市の持つ歴史や文化、さまざまな人や価値観を交流させる力などを「都市魅力」として広くとらえ、勉強会やワークショップなどを通じて発信してまいります。

少し本の宣伝をさせてもらうことができた。
山納さんにひとつ相談するの忘れてた…。

2020/06/29


Facebookのウォールで印刷所に無事納品できたことを報告。

Facebook

思いのほか、自治体職員ではない方たちから反響がありました。感謝です。

長野の稲田さんがTwitterで紹介してくださりました。



2020/06/18



2020/06/17



再校確認中。全部読むのになんやかんやしていたら10時間かかってしまいました。職業病で買ったばかりの本の誤植をすぐに見つけてしまうので、そうならないようにしたい所存です。



2020/06/15


引き続き、再校確認中。あと25箇所。





2020/06/13


昨晩受け取った再校を確認中。3時間かけて修正箇所をチェック完了。気になったところに付箋をつけ、このあと付箋箇所確認→初稿修正箇所再確認→240頁すべて読み直す、を繰り返す→6/29印刷所出稿。何ひとつ見落とさない、そんなことを考えているミスチル育ち。





2020/06/12


再校原稿を受け取りに京都の学芸出版社へ。雨が降ったりやんだり。




2020/06/08


学芸出版社の編集担当者おふたりとzoomミーティング。プロモーションアイデアを整理した。FacebookページやTwitter、noteをがんばることに。





2020/06/05


イラスト担当の日比野さんのイラスト案が届き、装丁担当の美馬さんがラフを仮置きしてくれて、ほぼ完成に近づく。




2020/06/01






書籍を購入していただいた方に向けて「enocoのそうだん」的なことをオンラインでできないかと思い、そもそもenocoのそうだんはどのように行われているのか、担当者の古谷さんに聞く。たいへんそうだとわかる。

大阪府立江之子島文化芸術創造センター
enoco

イラスト担当の日比野さんの表紙ラフ案をチェック。いい感じ。



2020/05/31






Facebookページで著書ページをつくる案を編集担当の岩切さんに確認すると、「化石にならなければ大丈夫」との見解を聞き、著書ページをつくるか、著者ページを使うかで迷う。

ひとまずFacebookページの狩野哲也事務所(カテゴリ個人のblog)を狩野哲也(カテゴリ著者・編集者・ライター)に変更してみた。

ブラウザーをアップデートしてください | Facebook

通常、Facebookページの名称を変更する際は時間がかかるけれど、今回は特に変化なしとFacebook側に判断されたのだろう。





2020/05/30






Amazonセントラルから「設定うまくいってなかった、ごめんね」的な内容のメールが届いた。

2020/05/29





まだ店頭に並んでいないけれど、現在Amazonの売れ筋ランキングによると、本の中で210,792位、地方自治ジャンルで232位らしい。

2020/05/27






ウェブを使った著書のプロモーションアイデアを考えている。3つ浮かんだので忘れぬうちにメモ。
・Facebookページを本というジャンルで新しくつくる

・Facebookグループページでコラボ企画会議室をつくる?

・特設サイトとInstagramを使う

2020/05/25


イラスト担当の日比野さんからいただいたラフ案をもとにZoomで打合せ。イラストとマンガは別物だとわかった。雑誌編集者の頃に毎週四コマ漫画の打合せしていたことが10年の時を経て役立つとは。


2020/05/24


著書のPR方法を考える中で、誰とどんな話がしたいかを考えていたら次に出したい本の輪郭がうっすらと浮かんできた。

2020/05/23 「まち座」に著者ページが誕生

学芸出版社の「まち座」に著者ページが公開されたと連絡いただく。ありがたい。

『まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト』狩野哲也 著 | 学芸出版社
「この街に住み続けたい」「あの街に暮らしたい」と選ばれるまちに欠かせないウェブ発信の基本知識・盛り上げるためのアイデアを、全国の先行事例からひもとき丁寧に解説。どのSNSサービスがおすすめ?どんな風に運営すべき?炎上のリスクは?……現場の悩...

現在、再校作成前の確認作業中。

2020/05/22


申し込んだAmazon著者セントラルがうまくいかなかった。「5/30までに調べて回答します」とAmazonの方からご連絡があった。律儀。


2020/05/17


まだ校了していないけれど著者を経験してよかったのは第一線で活躍する書籍編集者の仕事を間近で学べたこと。執筆スキルがレベルUPしたかどうかわからないけれど、書籍編集スキルは確実にUPした。見てるだけだけど。著者と編集者の両方の経験は今後何かに役立ちそう。



2020/05/15


山崎亮さんから目の覚めるような帯コピーが届く。「名コピーライターですやんか」と思うほどグッとくる言葉のチョイスだった。


2020/05/12 初校238ページ分が届く

・初校238ページ分が届いた。分厚い。

・初顔合わせの装丁を担当する美馬さん、イラストを描く日比野さん、編集担当の岩切さん、中井さんと5人でZoom打合せ。狩野が考える表紙案をプレゼンさせてもらった。


2020/05/11


編集担当の中井さんが初校送付をしてくださったおかげで校正作業に専念できた。

2020/04/25


・地方自治体のコロナ対応を調査しよう。
→調査した結果をこちらに書きました。

コロナ対策の最前線で、地方自治体はウェブで何をどう情報発信したか?
自主的に共同で緊急事態宣言を出した北海道と札幌市、感染拡大を防ぐために協力金対策を打ち出した東京都、超スピードで独自の対策を打ち出した明石市など市区町村。出遅れる埼玉など、忘れぬうちに全国の自治体がウェブで何をどういう情報発信をしたのか書き留めておきます。

【記事移転】コロナ対策の最前線で、地方自治体はウェブで何をどう情報発信したか?
こちらに記事を移転しました。 コロナ対策の最前線で、地方自治体はウェブで何をどう情報発信したか? 自主的に共同で緊急事態宣言を出した北海道と札幌市、感染拡大を防ぐために協力金対策を打ち出した東京都、超スピードで独自の対策 local-government.kanotetsuya.com


・出版に向けて自社ウェブサイト「地方自治体ジャーナル」をフルモデルチェンジして、著書タイトルに名前を変更。中学生の頃に亡くなった祖父がモデルのキャラクターを言葉遣いだけ弊社ひよこさまに託す。

2020/04/22「イラストレーター日比野尚子さんと打合せ」


Skypeでイラストレーターの日比野尚子さんと打合せ。
打合せと言いつつ、コロナの影響でどう過ごしているか、という話が大半だった。

イラストレーター日比野尚子のウェブサイト
山口県出身のイラストレーター。挿絵やキャラクターなどを描いています。

弊社サロン文化大学や狩野哲也事務所のキャラクターは日比野さんによるものです。

2020/04/16


コミュニティデザイナーの山崎亮さんに推薦文を依頼。メールしたその日のうちに「喜んでお引き受けします」とお返事いただいた。ありがたい。山崎さんとは「けんちくの手帖」でご一緒していました。けんちくの手帖はこちらの座談会がわかりやすいです。

【編集・執筆】既存メディアとは別のルートで「けんちく本」「けんちく人」を広めたい!「けんちくの手帖」メンバーが語る、小さな本をつくり、活動を伝える魅力とは?
2018年8月某日、吉永邸(めしやえりり)でおいしいご飯を食べながら、「けんちくの手帖」座談会が行われました。メンバーは建築家の吉永健一さん、コミュニティデザイナーの山崎亮さん、西上ありささん、編集者・ライターの狩野哲也です。

上記リンクのインタビュー記事は自分が書いたものですが、この中で山崎さんが本になるプロセスには共通した型があると語る一節があり、それを見出しのひとつにしていますが、まさに実践して書籍にこぎつけた気がします。完全に山崎さんの言葉に影響を受けているなあ。


2020/03/09 「修正目標は1ヶ月後」


学芸出版社で打ち合わせ。

2020/03/06 チェックバックは突然に

昨年秋頃に執筆した書籍原稿200頁分のチェックバックが担当編集者岩切さんから突然戻ってきた。来週がんばろう。まずは修正すべき箇所をリストアップし、何から手をつけるか考えたい。


2019/11/19 心境の変化


書き続けていくことで自分のビジョンが明らかになった瞬間。

まちを良くしたい

シンプルだけどこの一点につきる。自治体のお仕事をすると、行動したいけれど前例がないと組織に突き返されるような自治体職員に出会うことが多い。そんな熱を帯びた職員の武器になるもの、説得材料になるものがつくりたいと考えた。

2019/11/01 Word購入


それまでGoogleドキュメントで執筆していたけれど、Wordで開くとフォントがバラバラになるそうでmacユーザー用のWordを購入した。

https://amzn.to/34nxb8J

2019/08/29


待つ間にやっておくべきこと
待ち案件が3つに。それぞれが同時に返事が来たらどう動くべきかをシミュレーションしておかなくては。今しておくべきことは何だろう。こういう時はいつもバタバタしてどう乗り越えたか覚えてないので忘れぬうちに事例としてアーカイブしておきたい。


2019/08/13 天王寺区役所の山中さんに会いに行く


Facebookでつながっているがぁさんこと山中さんが大阪北部地震の日の出来事をblogに克明に書いていて(めちゃくちゃ文章がうまい)、気になることを聞かせていただきに行った。

2019/08/09


出版社の巨大モニターを借りる
学芸出版社のデスクトップをお借りして、昼から6時間ぶっ続けで画像調整作業。自分のノートPCのモニターでスクショを撮ってもモニターサイズ以上のものは撮れないとわかったから。

画像処理の反省点/その後、jpgではなく、PNG形式でダウンロードすれば比較的クオリティが高くなることを知った。PNG形式はwinユーザーのもので、macユーザーには関係ないと思い込んでいた。結構時間をかけてやっていたので、今考えると画像整理作業はかなりのロス。

2019/07/01 総務省が伝える関係人口


2019/06/21 画像制作に時間がかかりすぎた


6/28までにスルリスト
・画像解像度の確認→ファイル番号をつける
・返事箇所の修正
・参考文献リストの作成
…気長に取り組もう

2019/06/19

脱稿の意味がわかっていなかった
夕方の打合せまでに原稿の修正を繰り返そう。今日で脱稿をキメたい。

2019/06/12 問合せした自治体の反応が違いすぎる


2019/06/11 夜から打合せ

2019/04/25 学芸出版社で打合せ


京都で打ち合わせ終了。すれ違う外国人の方たちは半袖の人とコートをきている人の2種類にパッキリとわかれる。

2019/04/12 神戸市役所の本田さんを尋ねる


自治体職員を応援する本をつくるにあたって、役所で広報担当として働く人にヒアリングしてみたいと思っていたら、「ちいきいと」の本田さんが異動で広報課に配属されたとつぶやいていたのですぐに連絡してランチをごいっしょした。うまいお店を知っているなあ。

2019/03/22 学芸出版社で打合せ

2019/03/17


47の自治体別SNS確認シートというスプレッドシートをつくった。

例えば岩手県というシートには、岩手県、盛岡市、一戸町など、46の自治体が列に並び、行にはTwitter、Facebookページ、Instagram、YouTube、blog、LINE、その他、特徴、連動する自社blog(現在は非公開)と並べてカウントし、ひとつひとつ分析していった。

一気に調べると性格上しんどくなるので今日は岩手の市役所だけ調べてみようと着手し、ひとつでも面白いことをしている自治体が見つかればうれしかった。別の仕事のインタビュー記事などが立て込む日以外はなるべくスプレッドシートを開くようにした。

最終編集日が7月13日になっているのでこの調べるだけの作業は3ヶ月ぐらい続いた。結果的に日本の自治体1000箇所以上をチェックしたことになる。まったくSNSを活用していない自治体が何箇所もあって驚いた。


2019/03/15


某市役所の二階堂さんとFacebookメッセンジャーの通話機能でヒアリング。自治体で働く方に必要な本だと確信した。

2018/06/22 Facebookの投稿がきっかけだった

すべてのはじまりはこの投稿からはじまった。著書に書いているものもあるので今は消しているけれど、全国の自治体のページを見ていろいろ感想を書いたもの。この分野に興味があるのは自分だけかと思っていたら、そうでもないことがわかった瞬間だった。

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