自治体の公式SNSの情報発信ウォッチャーとして狩野が今年最も注目しているのは、渦中の兵庫県公式YouTube「ひょうごチャンネル」のライブです。
知事定例記者会見はどの都道府県も多いほうで視聴数は500回ぐらい(東京都をのぞく)ですが、兵庫県は今年の3月から8000回を超えていて、さわやかなブルーのサムネイル画像と殺伐とした記者とのやりとりや大荒れのコメント欄との高低差で耳がキーンとなります。念のためですが、ほかのまちの定例記者会見はもっと和やかなところもあります。
実は自治体によっては首長の定例記者会見のコメント欄をオフにしているところもあるのですが(栃木県、東広島市など)、兵庫県がコメントできる設定にしているのは職員の方たちの意志なのではないでしょうか。コメント欄をオフにできることが知事にバレてもいいように、全会派から辞職要求が出るのを待ってから書くことにしました。
ちなみに海外の自治体アカウントを見ていると、大荒れのコメント欄でも、例えばFacebookページなどでは、そのコメント欄の中で住民同士の議論が生まれていたりしていて、そうなったほうが面白いと思います。