3/10の話ですが、大阪ガス都市魅力室の山納洋さんが主催されているTalkin’Aboutに参加してきました。話題提供者は奈良市役所の秘書広報課 シティプロモーション係長、高松明弘さんです。
Talkin’Aboutとは?
“Talkin’About”は、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合うサロンです。思いある人たちが自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そうした場づくりを目指しています。
話題提供者は奈良市役所の秘書広報課 シティプロモーション係長、高松明弘さん
今回の趣旨は
現在、日本の多くの地域では、人口減少・高齢化による地域づくりの担い手不足という課題に直面しています。そうした中で、“関係人口”と呼ばれる、定住者でも観光客でもない、地域や地域の人々と多様に関わり、地域づくりの担い手ともなる人々が注目されています。
奈良市では、まちを一つの家族に見立てて公園で食事を共にする地域交流の社会実験「まちの食卓」や、商店街の歩道をリビングのようにくつろげる空間に演出する春日表参道「SUN DAYS PARK」など、関係人口を意識した様々な取り組みを行っています。
今回のTalkin’ Aboutでは、奈良市秘書広報課シティプロモーション係長として勤務し、地域でも精力的に活動されている高松明弘さんをお迎えし、奈良での様々な活動についてご紹介いただきつつ、「まちとの関わり」と「チームづくり」について幅広く話し合います。
以下、狩野のオボロげな備忘録です。あやふやなメモです。ご了承ください。
高松さんがブランドいちご「古都華」のPVで名演技している件
大阪府立大工学部卒→学習塾の先生→奈良市職員。いただいた名刺には兄も妹も公務員と書いていました。奈良のブランドいちご「古都華」のPVにもご登場されています。名演技!!!!!!!!!!!!!!!!!! ブログ冒頭のサムネイルはこの動画の名場面から拝借しました。
春日表参道 SUN DAY PARK
コロナ禍の道路活用
場所は近鉄・JR奈良駅近くの三条通ショッピングモール
ハンモック 豊かな時間をもってもらいたい
有志で道路に芝生 どんな許可が必要か
オープンテラス 全国の自治体 国交省
店外に椅子や机を出せる
商店街の課題 時間をかけてつくった
日曜日ごとに設営と撤去
スモールスタート 最初120m 少しずつ幅を広げる
2ヶ月間 11月 12月
ハンモック、最初は大反対する人も。「恥ずかしいに決まっているだろう!」という意見もあった。→実際は順番待ちするほど人気
黒板 積極的に絵を描く
→これはアメリカ・サンフランシスコの歩道、駐車場、通り全体をビジネスに活用できるプログラム「Shared Spaces(SFMTA/San Francisco)」に似ていますね。
ボランティア運営の工夫
活動に名前をつける
片付け撤収が課題→クロージングと名前の響きを変えた
準備・設営→オープニング
ボランティアの人→クルー
名前を覚える
名前を覚えることが重要。写真を共有、タグづけ。中には長野や東京からも。
→今回のトーキンアバウトのトーク前に参加者に挨拶にまわり、狩野もお話前に名刺交換しました。これも高松さん流の仲良くなる秘訣でしょうね。
運営の過程
商店街が差し入れしてくださるようになった。鹿のつのの最中。関係性が生まれる。
雰囲気のいいエリアに。家族連れ。
オンラインでのクルー交流会
自己紹介をするだけでもイベントになる
話題 ひとりに会ったら100個質問できるように、自分より相手の方に話してもらうようがいい。
他己紹介 まわりの方が自発的に
拍手 記念撮影 ロゴ おしゃれなイベントと思ってもらえるように
→できるだけ正しい報酬をお支払いしたい
公園に机を出す「まちの食卓」
公園 机を出す
地域の方同士が会話をしやすくなる
プライベート 編集奈良
魅力を集めて編む 企画、広報、地域に関わる
仕事と遊びの中間 やりたいことができる
学生 観光、市職員、デザイナー、県職員、、、、
ならマガ
ぺちゃくちゃナイト奈良
高松明弘さんによる、まちを楽しむ秘訣のまとめ
まちを楽しむ秘訣
1 企画力で主体性のエンジンを動かす
2 心地よいコミュニケーション
3 日常的な人間関係・コミュニティ
自燃性 2
可燃性 6
不燃性 2
可燃性の人は何かきっかけがあればやっていきたい人
ひとりひとりの本気がまちを熱くする。
今の自分は全力の何%くらいだろうか。
「いつか、誰かが」ではなく「今、自分たちが」。
拙著とグループページの宣伝
拙著「まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト」学芸出版社を書きました。ぜひ読んでみてください!
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— 狩野哲也 著「まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト」 (@kanolaboratory) February 15, 2021