noteの書き方で参考になる自治体公式noteの記事を紹介していきます。
noteとは?
クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。

こちらの記事「2024年11月期 第1四半期決算を発表しました|note IR(5243)」によれば、会員登録者数は777万人で、香港の人口より多いそうです。

noteを利用している自治体
noteを利用している自治体については2020年に書いたものなので情報が古いかもしれませんが、こちらになんとなくまとめています。その中からいくつか上手な書き方をしている記事をピックアップしてみました。

タイトルで興味をひく|東温市
東温市のnote記事「SNS運用で大事なのは◯◯かもしれない、けど育休中だ。」のタイトルのつけ方で中身を読みたくなりました。◯◯の中身が気になる上、リード文の親しみやすさでどんどん読み進めたくなります。
タイトルをクリックしてリード文を読んだ瞬間、つまらなさそうと思ったら読んでもらえないと思ったほうが良いです。
記事の本文はInstagram運用で大事なことが記載されていて、誰かにとって役立ちそうな内容は最後まで読んでもらえやすい可能性が高まります。

タイトルで興味をひく|生駒市
こちらに解説を書いています。

記事のコンセプトを文頭に配置する|金沢21世紀美術館交流課
noteの最初の記事にnoteのコンセプトを書きがちですが、最初の記事まで読んでコンセプトを確認してくれるような親切な人は少ないので、本文の中にコンセプトを埋め込んでいる記事は、多少文章が長くなっても読んでもらいやすくなります。逆に何のための記事かわからないとすぐに離脱されると思ってください。
こちらに解説を書いています。

記事のコンセプトをアカウント名に入れてしまう|周南市

こちらがアカウント名とそのプロフィール文に書いている文章です。
ここからこころつながる周南市 公式note
こんにちは!山口県周南市の公式noteです! ここに”あったか!”と唸る魅力の数々を、ここは”あったかい”と実感する出会いを。 つながったその瞬間、こころに生まれるあったかいもの。それが周南市にあることを、私たちは伝えていきます。
市の名前だけ書いて、どこの都道府県かわからない書き方をしている自治体は結構ありますが、プロフィール文に山口県と書いていて親切です。
一文を短く、スマホで読む人向けに改行を意識する|三宅町

タイトルで興味をひき、リード文で「あなたは文系?理系?」と問いかけてくるのでぐいぐい読み進めたくなります。
記事を書く人はPCで書く人が多いと思いますが、記事を読む住民は圧倒的にスマホユーザーが多いので改行が少ないと文章が重たく感じてしまいます。それを防ぐために一文を短くして改行を加えることで読みやすくなります。
ずっと文字の塊を読んでいるとしんどくなるので、時々写真を挟むと読みやすくなります。
(おまけ:PDFをダウンロードできる機能もうまく活用されています。)
役立つ内容を組織内に向けて発信する|海士町

海士町のnote記事「【noteの書き方】海士町note流、書き方のコツを公開します!」は秀逸な内容です。全部参考になりますが、特に良いと思った箇所をピックアップしておきます。
・海士町note流と書いているところ。
・書いている途中、方向性が変わっていく時に柔軟に対応するのも、noteを書きやすくするコツの一つだと書いているところ。
・写真を箸休めに使っているところ。
noteを書くハードルをなるべく下げて、リラックスして文章を書いてほしい、という書き手の気持ちが伝わってきました。
自治体がnoteを書くコツ
自治体がnoteを書くコツについて、こちらの動画でお話しています。
まとめ
参考になる自治体公式note記事はほかにもたくさんあります。今後気になった記事はnoteのマガジン機能でブックマークしていこうと思います。
