「なぜ海に面していない亀岡市が脱プラスチックに取り組んだのか」、高木超さんの新著「SDGs×公民連携 先進地域に学ぶ課題解決のデザイン」(学芸出版社)を読んですべて理解した件

高木超 情報発信
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高木超さんの新著「SDGs×公民連携 先進地域に学ぶ課題解決のデザイン」(学芸出版社)の中で亀岡市の取り組みが印象的でした。

亀岡市の取り組みが印象的だった4つの理由

・途中で「あれ? これどこかで読んだぞ」と思い、「自治体のSDGs」と並行して読みました。
・「霧の芸術祭」はよくタイムラインで見ていた+象徴的なクレーンで吊るしたエコバックの写真が気になっていた。
・mymizuは間接的に関わっている。
・「開かれたアトリエ」に行きたい。

以下、狩野のオボロげなメモです。

川の漂着ゴミへの責任

KAMEOKA FLYBAG PROJECT

2019年7月に開催されたKAMEOKA FLYBAG PROJECT

無料の給水スマホアプリmymizu

間接的ですが、アーバンイノベーション神戸でご一緒したmymizuさんが亀岡市と関わっていることを知りました。

余談ですが、台湾のデジタル担当閣僚オードリー・タンさんは、行政の透明性を担保するためにご自身が受けたインタビューをYouTubeに公開されているのですが、池上彰さんからインタビューを受けている様子が今年1/16に公開されていて、

1:15:48あたりの池上さんからの質問「温暖化対策の上でデジタルが果たす役割はどう考える?」に対し、「例えば日本にはmymizuというシステムがあり、スマホで周囲にある給水スポットを知らせてくれるアプリです」と紹介しています。mymizuさんは台湾政府にも注目されていますね。

開かれたアトリエ

京都芸術大学の記事で知りました。行ってみたいです。

遊び、食べ、学び、仕事もできる市役所カフェ。― 亀岡市役所「開かれたアトリエ」空間プロデュース
本学は昨年、亀岡市と協定を締結し、内閣府選定「自治体SDGsモデル事業」を共同で

まとめ

亀岡の事例の興味深いところは連鎖して広がっていること。保津川とつながっている近隣の自治体にまで広がっていけば面白いかもと思いました。ぜんぜん現地に行っていないのでとりあえず「開かれたアトリエ」に行きたいです。

SDGs×公民連携 先進地域に学ぶ課題解決のデザイン

こういった公民連携の事例が亀岡市だけでなく、鎌倉市や横浜市、金沢市、富田林市、滋賀県など10の事例があり、SDGs×公民連携を加速させるキーワードとしてエイジング・ソサエティ、ジェンダーギャップ、サーキュラーエコノミー、生物多様性、ローカル指標、Society5.0、Z世代・ミレニアム世代などが掲載されています。これからのまちづくりを考えている人たちに手にとってもらいたい一冊です。

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