シンポジウム「地域を支える人々・関係人口を創出するローカルメディア」に参加した件

シンポジウム 参照

昨日、東海大学文化社会学部教授の河井孝仁先生が企画・開催されたシンポジウム「地域を支える人々・関係人口を創出するローカルメディア」に参加してきました。

<会場参加は無理せずに。Zoom参加を検討ください> シンポジウム「地域を支える人々・関係人口を創出するローカルメディア」

「関係人口」という言葉がイマイチよくわかっていなかったので参加したのですが、みなさんがどうとらえているのかがわかってよかったです。

めっちゃ興味深い内容だったので、自分の備忘録をまとめてみました。以下、地頭の悪い狩野のメモであり、記憶があやふやなまま前後のつながりを気にせず書いています。ご了承ください。

関係人口って誰? 行政にとって都合のいい人になってないか?

 「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。

総務省|地域力の創造・地方の再生|関係人口

とこちらの総務省のページに書いてあります。

しかしよくわからない。誰のこと? スーパーマンをイメージ? ただ来た人? 説明されてない。行政にとって都合のいい人になってないか?(河井先生談)

河井先生は「自発性をもった主体」と呼べばとおっしゃっていた気がします。

関係人口創出だと言って、唐突に修学旅行を増やしちゃったりしている現状があるようです。

国土交通省の資料には関係人口(訪問系)という言葉も出てきてよくわからないことになっています。

前半:話題提供者のコメントで気になったメモ

村井正太さん(豊中市役所)

※会場では村井さんのスライドが表示されなかったのでメモが煩雑です。ご了承ください。

・SDGs 誰ひとり取り残さない社会を生み出すには?

・生活保護とかSNSの発信をしている自治体はなかった。

・ローカルや民間メディアが発信してほしい。
(それで利益を生み出してほしい)

光川貴浩さん(バンクトゥ)

https://bankto.co.jp/

・京都の話題。観光の解像度があがってきた→ブラタモリ的なもの。
・京都ゆにくろ。ユニクロの商品を紹介せず、地域のキーマンを取り上げている。

・SNSで観光のあり方が変わった。
 →小さなお寺がInstagramなどを通じてなんとなくかわいいから訪れる。
 →オーバーツーリズムを生み出している。

・梅小路ポテル京都。ポmagazine | 噂で始まる京都観光メディア by Umekoji Potel KYOTO。

【公式】梅小路ポテル京都|Umekoji Potel KYOTO
はじめまして【ポテル】です。京都水族館の隣、梅小路公園沿いに新しく誕生する「Umekoji Potel KYOTO」は京都駅から徒歩15分。穏やかな滞在と好奇心を与え、 新しい京都へいざなうホテルです。ポテルが誕生するまでの日々をお届けします。
ポmagazine | 噂で始まる京都観光メディア
「ポmagazine」は「噂」から始まる旅を提案する京都のローカルシティガイドです。今までの定番からはちょっとハズれた、でもどこかワクワクするような、新しい「京都の姿」をお届けします。

・都市学者。リチャード・フロリダさん。クリエイティブ・クラス

・まちに質の高いプレイヤーを集められるか?
 例えば福井県鯖江市。TSUGI。体験できるコミュニケーションをつくっている。
 移住者第一号。市長から残ってほしいと電話があった。

TSUGI / ツギ | 福井県鯖江市を拠点に活動するものづくり+デザインユニット
TSUGIは、福井県鯖江市に移り住んだデザイナー・職人などで構成されるクリエイティブカンパニー。2013年に結成し、“支える・作る・売る”を軸に、グラフィックデザインをはじめ、商品開発、販路開拓までを一貫して行っています。

・観光。コミュニティ形成。関係性がつくれる。例えばまいまい京都さん。
 路地が好き。案内。終了後、参加者と食事する場が自然とできる。
 コミュニティを形成する強み。
 ほかのガイドの体験談。話し方が面白いなど情報交換。

京都の住民がガイドする京都のミニツアー「まいまい京都」
ユニークなガイドさんと京都を歩こう!「京都・春のパンまつり!かわいい町家パン屋さんの工房へ」「ブラタモリ記念、京都高低差崖会と御土居でOh!」「京都本ライターと乙女なカフェめぐり」など、全260コース。

松下麻理さん(神戸フィルムオフィス)

神戸市役所広報5年目。こころをつなぐワード。震災。4割経験していない人。

BE KOBE
「BE KOBE」は市民が神戸市民であることを誇りに思う「シビックプライド」の取り組みです

広報誌に出ている人と言われたことがなかった。BE KOBEで声をかけられた。

(狩野もこちらの記事をグリーンズのライターとして書きました)

まちあそび企画で神戸に楽しいことをつくり続ける。 灘愛あふれる“naddist” 慈憲一さん
2015年1月17日、阪神・淡路大震災から20年を迎えるにあたり、震災以降、神戸で生まれた教訓や知恵を共有し、発信するサイトです。「震災を経験した神戸だからこそできること」を市民とともに考え、市民とともに発信していきます。

モニュメント

BE KOBE モニュメント
★★★★☆ · 観光名所 · 港島1丁目3−4

みんなで掃除することになった。

梶間千晶さん(大阪府)

関係人口。コマで見られている感が嫌。

とよのわたし研究室のパンフの図がしっくりときた。
「行政がやりたいことにみんな集まれ」→「私が幸せになれば」

とよのわたし研究室
とよのわたし研究室 - 「いいね!」125件 - 「とよのわたし研究室」は、1人ひとりが本質から自分を見つめ直し“これからのわたしらしい生き方”を研究する学びの場です。

(なんと、これ前田さんの仕事だったのか!)

とよのわたし研究室|大阪府豊能町 - 前田展広事務所
住民が”自分らしさ”をもつことを、地方創生の一環として本気で取り組まれている豊能町さんに、とても感動しています。 のせでんアートラインからのご縁で、一般社団法人こころ館として一緒に事業を考えていき …

河井先生談 ペルソナとストーリーを地域の中でどうつくっているのか。グレマスの行為項モデル→白雪姫がそう。

村井さん

・子どもがいない。「子育て支援をやっています!」(という広報誌?)
→傷つく。子育て支援メディアが発信していると見ないからありがたい。
→全体に向けた発信でそれをしないでほしい。

光川さん

・時代にあった仕様書になっているか。

・解像度をどうあげていくか。マスにウケているものは何か。
 ナイトスクープ、月曜から夜更かし。マツコさんなど、その人の視点だから面白い。

後半:いこまち宣伝部

いこまち宣伝部 | 生駒市公式ホームページ

(いこまち宣伝部については著書の中でも取り上げています)

・5年目。平日だから女性陣が多い。
・ファンがアンバサダーになる。

・生駒の解像度をあげている。
・どういう人を取り上げているか。

河井先生→利己的な発想が集まるとメディアになる、という仕掛けになっている。

・バトンをつなぐというよりばらまくという感じ。

・生駒市職員・大垣さん
 (広報誌でよいのでは?に対して)ユルい場でユルく活動してほしい。責任の所在はあいまいにするのがいい。

河井先生→行政からたくさんバトンを投げられて、自分でバトンをつくっているようにみえる。自分のバトンをつくりたくなるのはなぜか?

次々と新しい道具を与えていく。1年で卒業するという発想が面白い。

ローカルメディアとは?
情報を伝えるもの以外もある。

広報誌って何なのか問題

困っている人たちを助けるメディアが必要なのでは?
月5万円も収入がない→生活保護

まとめ

ここでメモは終了。話を聴きながら頭がぐるぐる回転する盛りだくさんな内容で、このシンポジウムを聴いてから著書を書き上げたかったなと感じました。

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